代表からのメッセージ
長年介護業界に身を置いてきた私たちが、その中で強く思うことがありました。
それは介護保険・福祉制度の利用によって生活状況を改善できても、経済力次第ではご本人や支援者様の思いを実現できないケースが数多くあるということです。
昨今の平均賃金の低下や雇用の不安定化を要因とする共働き世帯の増加により、家庭で介護をされる方は減少の一途をたどっています。
そのような中では、日常生活に支援を必要とする方々はサービスに頼るしかありません。しかし、そのサービスを利用するには費用が発生するため、経済力の低い方はご本人様が望む支援が受けられないのが現状です。
「制度の活用はもちろんのこと、経済力を高めるための支援もしたい」
そのような思いから、介護と年金制度の専門知識を活かし、障害年金の受給支援などの「経済面でのサポート」を行うことにしました。
また、介護業界の人材難も非常に重要な問題です。今後ますます人材不足が加速することが予想されますが、介護職の労働環境や待遇は一向に改善される兆しがなく、企業の倒産も相次いでいます。
介護事業コンサルタントとして、介護事業所の労働環境の改善や経営支援を行うことで、介護業界の発展にも努めていく所存です。