福祉現場におけるハラスメント
令和5年7月3日に社会福祉法人 広島県視覚障害者団体 愛命園様で開催されたセミナーの講師を務めさせて頂きました。
テーマは『福祉現場におけるハラスメント』についてです。
パワーハラスメントは職場環境を悪くし、またご利用者様への虐待に繋がる可能性もあります。
セミナーではパワハラの定義から防止策まで幅広くお話しさせて頂きました。
また、皆さまは『感情労働』という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
感情労働とは体や知識よりも、感情や気持ちを仕事のために適切に用い、感情を適切にコントロールすることが必要な労働を指します。
また、感情のコントロールも仕事の一部であり、それを拒否すると役割を全うできない労働のこととも言えます。
福祉やケアに関わる仕事は感情労働です。
一般的に、感情労働はストレスと隣り合わせであると言えるでしょう。上手く付き合わないと自分を苦しめることになります。
そこで、セミナーでは感情労働と向き合うコツもお話しいたしました。
1.負の感情を持ち帰らない
2.自分の感情も大切にする
3.自分の気持ちを整理し、あえて表に出してみる
いかがでしょうか?自分を蔑ろにせず気持ちを見つめ直すことが、感情のコントロールへと繋がります。
セミナーにご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
今回の講演会が職員にとって働きやすい福祉現場づくりに役立てば幸いです。
当事務所では、福祉・介護事業所をはじめ経営者の皆様のお力になるべくセミナーを開催しております。
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