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令和5年度 介護労働者の雇用管理責任者講習を行いました

こんにちは、ソアレ社会保険労務士法人です。

この度、公益財団法人介護労働安定センター広島支部が開催される「令和5年度 雇用管理責任者講習」において、専門コースである第3回(令和5年8月24日)および第4回(令和5年9月22日)の講師を務めさせていただきました。

介護事業所の経営者および管理者の方を対象に、会場での対面講習だけでなく、WEB配信もさせていただき、多くの方にお集まりいただきました。セミナーを受講していただいた皆様、ありがとうございます。

介護労働者の雇用管理責任者講習



「雇用管理責任者」とは?

魅力ある職場づくりのために、雇用管理改善や相談窓口対応など、労働者の身体的・精神的負担を軽減する業務を担当する者のことです。

「介護労働者の雇用管理責任者講習」とは?

介護事業所において、働きやすい職場づくりを目指す上で必要な知識の取得を促すため、厚生労働省が無料で実施している講習です。具体的には、雇用管理責任者を対象として、雇用管理の基礎知識や労働者のメンタルヘルス対策、最新の労働法規などを学んでいただく講習となっています。



今回の講習では、公益財団法人介護労働安定センターが発行しているテキスト『雇用管理改善のための業務推進マニュアル(二訂版)』を使用しながら、介護事業所が守らなければならない法定事項や人が採用でき定着する工夫ポイント等についてお話させていただきました。

雇用管理責任者の選任

介護労働実態調査によると、雇用管理責任者を選任している事業所は、早期離職防止や定着促進に向けて積極的に取り組んでおり、選任していない事業所に比べて離職率が低い傾向にあります。
また、介護労働安定センターの集計(全国)によれば、昨年の「令和4年度 管理責任者講習」受講後、半数以上だった選任していない事業所のうち、85%の事業所が雇用管理責任者を選任されました。


雇用管理責任者は、特別な申請等は必要なく、事業所で自由に決められます。そして、これにより組織が安定し、介護分野で続く深刻な人手不足の解消にも繋がるものと思います。

今回の講習が雇用管理責任者の選任、知識の更新にお役立てできていれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

当事務所には、福祉・介護に強い社会保険労務士が在籍しておりますので、セミナーの他、労務や社会保障に関する各種ご相談等、お気軽にお問い合わせください。

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